ピラティスの基本は呼吸から
ピラティスの基本は『正しい呼吸』を覚えることから。
「呼吸」は普段から無意識に行っているので、『正しい呼吸』と言われてもピンとこない人が多いでしょう。
ピラティスにおける『正しい呼吸』とは、まず、汚れた空気を肺から絞り出すように全て吐き出す。
それから空気を吸うことで肺の中が新鮮な空気で満たされます。
新鮮な空気は体中の筋肉に行き渡り、すべての筋肉が刺激されて活性化します。
体全体の筋肉が元気よく活動できる状態を作ることが、ピラティスの最初のスタートです。

正確に筋肉を動かす
元々、リハビリのために開発されたピラティス。身体を動かすときに重要なのが筋肉を正確に動かすこと。
呼吸と同じように、日常で意識して筋肉を動かすことは少ないため、正確な筋肉の動きと言われても分かりません。
まず、一つ一つの運動で動かす筋肉の位置や動きを理解し、意識しながら筋肉を動かすことで、正確な動きとそうでない動きの違いを感じて取れるようになってきます。
筋肉の正確な動きは健康的な体作りの基本でもあります。
体幹や体の中心に合わせて
ピラティスでは、体幹や体の中心を意識して運動します。
ただ単に体を動かすのではなく、体の中心を意識しその動きに連動させて腕や脚を動かします。
腕や脚だけでなく、呼吸も合わせることで体全体を連動させていきます。
体全体の動きを連動させるピラティスは、頭で考えながら体を動かすのも特徴の一つです。
呼吸や筋肉の動きに集中する
体全体を連動させて動かすには、呼吸や筋肉の動きに集中する必要があります。
同じようにピラティスをしていても、集中力があるときとないときでは、運動効果も大きく変わってきます。
呼吸が浅い、筋肉がバラバラに動いているときは、同じ運動をしてもその効果は十分に得られないでしょう。


体をコントロールする
多くの人は自分の体は思ったように扱える、コントロールできると思われています。
しかし実際にピラティス・メソッドで体を動かしてみると、自分の体なのに思ったようにコントロールできないことが現実だったりします。
自分のイメージとは少し違った位置に手がある、同じ位置に身体を留めておけないなど、運動をしながら感じることは多いでしょう。
自分のイメージした通り、脳が指示した通りに身体を動かすこともピラティスの基本の一つです。
流れるような動きで
呼吸や体の中心を意識して体をコントロールし、正確な動きで体を整えていくのがピラティスの基本ですが、もう一つ大切なことは、正しい動きや呼吸を流れるように行うことです。
一つの運動での呼吸・筋肉の使い方から、次の運動での呼吸・筋肉の使い方へ。体の中心を意識し、呼吸や筋肉に集中して流れるように正確に動く。
これらの基本を意識してピラティスのエクササイズを行うことで、骨格や筋肉、各器官が本来あるべき正しい位置に戻ります。美しく健康的な体を作るために、まずあなたの身体の正しい位置・動きを感じてください。
自分の体を感じることで、ピラティスの楽しさも感じていただけると思います。
